summer holiday
今年に入って月に数回、放課後の小学生と一緒に創作をする時間をいただいてます。彼らは授業中騒がしくしてしまう子や自分に自信がない子、少し発達に遅れがある子たちです。一度騒がしくなるとなかなか静かにすることが難しかったり、わざと画材を床に擦りつけたりします。それでも、絵を描いている彼らの姿は本当に可愛いです。
放課後でも騒がしいから夏休みに入ったらもっと力が有り余って騒がしくなるかなと思っていました。しかし、それは全く逆でみんな落ち着いて黙々と取り組んでました。よく乱暴な言葉(別の表現の言葉を知らない)を話す子が、こちらの話に耳を傾けてくれて穏やかな雰囲気で会話ができました。
彼らにとって学校は友達と上手くできなかったり、授業について行けないなどで緊張し続ける場所なのかもしれません。最近、鎌倉市図書館がSNSで「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館にいらっしゃい」と呟かれ話題になっていますが、まさにその通りだと思います。逃げ場というか何も考えなくていい場所が今は必要だと心の底から思います。僕は創作を通してそのような場所を作れたらと思っています。